FXで実際に大金を稼いだ方の事例を紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
私の実績をご紹介
次のグラフは、2014年からの月間の累積利益グラフです。左の軸が累積利益で、右の軸が月間利益です。ちなみに、一番左の水色の棒グラフ(2014年1月)には、過去5年分の1億円の利益を最初から加えています。
私はFXを始めて10年になりますが、始めてから5年で1億円を達成しました。元手200万円から現在に至るまで浮き沈みがあり、大きな損失を出して資金を全て失ったこともありました。
しかし、そこから仕事をしてお金を貯め、再度200万円から始めて這い上がりました。
絶対にFXで成功する!という強い気持ちを持って寝る間も惜しんでトレードに励んだ結果、今では月平均200万円は稼げるようになりました。
ちなみに、2017年は約5,000万円の利益でした。
専業トレーダーで生き残るために心掛けていることは、月間ベースの負けは年間で2~3ヶ月に抑えることです。
そのため、小まめに利益を確定し、損失を小さく抑えることを意識しています。
次の項では、私の手法の概要についてお伝えさせていただきます。
手法の基本はプライスアクション
プライスアクションは値動きが全て
私のFX取引手法を一言で表すと、「プライスアクション」です。これは、値動きに注目した手法で、為替が大きく動くタイミングを狙って超短時間で売買をする方法です。
とにかく値動きが重要で、為替が動いてトレードチャンスになりそうな局面を常に狙っています。
具体的なタイミングは、次のようなイベント発生時です。
- 重要な経済指標の発表や要人発言
- FOMC(連邦公開市場委員会)
- 仲値の発表(銀行間取引のレートが決まることで、日本時間の9時55分)
- ロンドンフィックス(ロンドン時間での仲値のことで、日本時間では夏は24時、冬は25時)
なぜこのようなタイミングで為替が動くのかというと、これらのイベントは世界中のトレーダーが注目しており、イベントの結果によって売り買いがどちらか一方に殺到しやすいからです。
以上のような瞬間を狙ってスキャルピング取引をします。
私は、売買のタイミングを判断するために主に次の2つを重視しています。
- 平行のサポートライン(支持線)とレジスタンスライン(抵抗線)
- フィボナッチ
この2つテクニカル分析の詳しい説明については、『サポートラインとレジスタンスラインで相場の反転を見抜く正しい使い方』と『相場の反転を見抜くフィボナッチの見方と使い方』をお読み下さい。
これを組み合わせると、高い精度で相場の転換点を見つけることができます。
なぜそう言えるのかという理由については、次に説明させていただきます。
FXは、期待値が高い価格を見つけるゲーム
私は、FXは「期待値が高い価格を見つけるゲーム」だと思っています。私がいう「期待値が高い価格」とは、複数の根拠が重なって、自信を持ってエントリーできるポイントです。
エントリーの判断の参考にするテクニカル指標は人によって異なりますが、私が色々試して感触が良かったのが、先ほどお伝えした平行トレンドラインとフィボナッチです。
この2つはテクニカル分析の基本で、特別なテクニカル指標を使ってトレードしているわけではありません。テクニカル分析のコツは、誰が見てもここが高値・安値だとわかるポイントを基準にラインを引いてみたり、フィボナッチを計算をすることです。
こうすることで、「意識されるレート」「跳ねるレート」を探すことができます。ちなみに、「跳ねるレート」とは、ここのラインを抜けたら価格がその方向に進行しやすくなるような節目のことです。
なぜ跳ねるレートが重要かというと、価格は大きな資金力と影響力を持ったトレーダーに左右され、大口が狙っているレートを意識することで、高い確率で相場を予測できるからです。そのような節目を、常日頃からテクニカル分析で探すようにしています。
FX初心者の方へ私からのアドバイス
最後に、これからFXを始めようとしている方に、私から伝えたいことがあります。それは、トレードで勝つ人と負ける人の違いは何かということです。
やみくもにエントリーしていていたら、1回や2回は勝つかもしれませんが、勝ち続けることはできません。
記事の中でも書きましたが、FXは、期待値が高い価格を探すゲームです。
とにかく、テクニカル分析で根拠が重なる価格を見つける努力をして下さい。
売買サインは、誰かが教えてくれたり、楽に見つかるものではありません。自分で探すのです。
勝てるトレーダーは、勝つポイントがわかっています。
皆さまがFXで利益をあげるために、この記事でお伝えしたことが少しでも役に立てば幸いです。