テクニカル分析とファンダメンタル分析ってなに?
FXでは今後の値動きを予想するにあたって、大きく分けて二つの分析手法があります。
それがテクニカル分析とファンダメンタル分析です。
どちらもメリットデメリットがありますので、今回はそれを紹介していきたいと思います。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやパターンなどを把握し、今後の値動きを予想するものです。
チャートは取引の結果としてできたものであり、過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測します。
テクニカル分析には以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
相場の動きを取引ツール上で 視覚的に把握できる | 実際の相場は過去のパターンと 必ずしも合致しない |
チャートだけに注力すればいい | 突発的な大きな出来事に対しては対応できない |
経済に関する知識がなくても特に問題ない | 売買シグナルは実際の動きからは少し遅れる |
自分の分析力次第で予測精度を上げられる | 売買シグナルにダマシがある |
MT4では様々なツールが用意されており、自分にあったインジケーターなどを表示することができます。
多くのトレーダーはこのテクニカル分析を可能な限り駆使し、細い分析を重ねて利益を出しています。
実際に私もテクニカル分析を活用しています。
ファンダメンタル分析
相場の大きな方向性を掴むために景気動向、金融政策、財政政策等の変化が市場全体にどのような影響を及ぼすのかを分析するものです。
また、ニュースや経済紙などを読んで、今後どちらの方向に値動きするか分析し、エントリーの判断に活用する方法です。
現在は、ネット上で簡単に、ファンダメンタル指標も入手することが可能なため、以前よりは個人投資家でも分析が容易になりましたが、さまざまな情報や専門的な知識が必要であり、労力が非常にかかることがファンダメンタル分析のデメリットです。
ファンダメンタル分析には以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
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重要な経済指標の発表の際に準備ができる | 情報を知るまでにタイムラグがある |
おおよその中長期的な値動きが予想できる | 全ての情報が正しいとは限らない |
分析が的中した際は大きく利益を取ることができる | 調べる労力が大きく、時間がかかる |
世界の経済情報を自分の知識にできる | 世界中全ての情報を知ることが困難 |
いかがでしょうか?
どちらもメリット・デメリットがありますが、多くのトレーダーはテクニカル分析を行なっていますが、私はファンダメンタル分析も同時に行なっています。
ファンダメンタル分析は大変な労力が必要ですが、FXで勝ち続けるには必要な分析手法です。
初心者の方はまずテクニカル分析を覚え、自分のトレードスタイルを身につけるといいでしょう。
まずはテクニカル分析を覚えよう!